
この日は朝からルート君に頼んで、クリーンセンターにゴミ捨てに行きました。
捨てたものは
押入れダンス・ホットカーペット・電気の傘二つ・プリンター・ドラムステッキと言うゲーム。
不燃ごみで捨てられるものもありますが、重いのでこの際一緒に持っていく事にしました。粗大ごみで出したら2000円かかる所、600円ちょっとで済みました。
だけどこの「物の墓場」に来るたびに、ほんのちょっとの間だけ私は悲しくなるのです。
車から乱暴ちは、本当にゴミにしか見えません。押入れダンスなどは、ちょっと前まではスムーズに引き出せなくても便利に使っていたゴミではなく「物」であったのです。
あんなにぎゅうぎゅうと靴下や下着を詰めて収納しなければ良かった。壊れて来てしまっても、もっと丁寧に直してあげれば良かった。
そうしたらまだまだゴミにはならずに「物」として生きていけたのだろうか・・・・。
しばしの感傷に浸って、
「ごめんね。さよなら。」と車の中から目立たぬくらいに手を振っていましたら、車からそれらを降ろしていたルート君が戻って来て、そんな私に気が付くと一言言いました。
「振り返るな。すでに過去だ。」
その帰りに病院に毎年出している書類の為の診断書を取に行きました。
15日も通常稼働の所って多いんですよね。
病院は人で溢れかえっていましたが、私は出来上がっている診断書をもらい受けるだけだったのであっという間に終わりました。
その後、最近ずっと食べていなくて、ちょっぴり食べたいなと思っていたマクドナルドのバーガーをドライブスルーで調達しました。
ところがワタクシ、すっかり世間知らずになっていて、「すごく美味しいと言うわけではないけれど安い」と言うのがマクドナルドなのかと思い込んでいました。照り焼きバーガーを頼んだら、単価高いじゃん。
「安いのは、普通のハンバーガーかチーズバーガーだよ。」とルート君。
もう、それ以外は頼まないわ、私。
あっ、でも、私、ここで凄く食べたいメニューがあるのでした。それがなんだか良く分からないので、今度、じぃっとメニューを見てみる事にしましょうと心の中で思ったのでした。
日記を書く事の良い点の一つは、過ぎた過去の記録のように見えるけれど、その作業の中で次への行動が見えるところだと思います。